平成振り返り 〜個人的に印象的だったアニメを羅列する〜

KonCha。 Twitchのnukesaku配信でやってた平成ナンバーワンアニメ漫画を決める企画を見て、自分の中の印象に残ったアニメについて語りたくなったので徒然書いていこうと思う。

そんなに数は挙げない上に唐突な自分語りも入ってくるマジモンのチラシ裏のメモになってるのであしからず。

 

デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム

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ぼくらのウォーゲーム/ADVENTURE CHILDREN'S WAR GAME!》

当時デジモンにかなりハマってた覚えがある。ただ、それ以降振り返る手段がなかったためにアニメ本編の内容についてはほぼ覚えていない。ぼくらのウォーゲーム!に限っては何度か見てるから内容をそれなりに覚えてて、今見ても鳥肌モノ。

 

この作品の特徴は何と言っても上映時間が40分であるということだと思う(当時のアニメは同時上映で2本立てが多かったよね)。それでも物足りなさは全然なくて観ていてピンチの時はマジで絶望するし、何よりオメガモンのカッコよさに痺れる。

 

近年、映画を作るという自慰行為に耽っている細田守監督の最高傑作はこれ。

 

 

天元突破グレンラガン

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天元突破グレンラガン/Tengen Toppa Gren Lagan》

流石に説明不要の作品。

 

平成のアニメナンバーワンを多数決で決めるならアンチも少ないしこれが勝つと思ってた(蓋を開けてみたら平成の漫画+ポケモンの戦いになっていて割とすぐ敗退した)。

 

俺はリアルタイムでは見てなくてニコ生での何度目かの一挙放送でオタクなら一般教養だしまあ見とくか〜みたいな感じで見て、まんまと感動した(エヴァ見たときもそんな感じだった)。実際にグレンラガンのセリフはネットでよく見かけるしそういう意味でも見てよかった。

 

「自分を信じるな!俺を信じろ!お前を信じる俺を信じろ!」←このセリフはなんかもう普遍的に使われてるというか要は言いたいことはこれでしょ?みたいなセリフよくある(シャニマスでも誰かのエピソードであったよね)。

 

 

氷菓

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氷菓/Hyouka》

珍しく原作を買ったし、聖地巡礼岐阜県高山市まで行った(君の名は。の聖地でもあるのでそこも回った)。

 

主要キャラ4人全員可愛くて魅力的っていうのもあるけど、この作品で何より好きなのが見終わった後になぜだかすごく負けた気がするところ。ミステリー要素のカタルシスのそうだったのかーって感じとオチの後味の悪さが持ち味。これもまた青春て感じがする(こんな青春ミリも送ってないが)。京アニなのもあってセリフなしの表情芝居も素晴らしく、そういうところを見返して新たな発見がある良作。

 

俺もほうたるになりたいだけの人生だった。

 

この作者の満願て短編集もミステリーなんだけど本当に後味が悪くて素晴らしい。

 

 

ガンダムビルドファイターズ

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ガンダムビルドファイターズ/GUNDAM BUILD FIGHTERS》

正直なところガンダムはSEEDとDESTINYと00とオルフェンズしか見てないから細かいネタとかは知らずに見てた。後腐れなくロボットでバトルできるって素晴らしい。

 

15話のW主人公のうち操縦担当のレイジの師匠であるところのリカルド・フェリーニ戦がマジで神回。好きなTVアニメ1話だけ選べって言われたらこれを選ぶ。好きだけどネタバレが過ぎるからあんまり語れないな?

 

 

スペース☆ダンディ

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スペース☆ダンディ/SPACE DANDY》

毎話作風が変わるオムニバス?的な作品。どの回もそこそこ面白いんだけど5話のアデリー(CV花澤香菜)が出る回が特に好き。

 

おじさんと少女って組み合わせがたまらなく好き。良質なおじミーツガールを求めてそれっぽい洋画が出るとよく劇場に足を運んでいる。

 

SHIROBAKO

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SHIROBAKO

俺が水島努を信じてる理由。

 

リアルタイムで見てて1クールで綺麗に終わったな〜って思ったら最終回じゃなくて2クール目大丈夫?これ以上のエンディングある?って思った覚えがある。そんな心配は杞憂に終わった。

 

昔はフィクションは個人的にはそれぞれのキャラクターにベストを尽くした上での結果じゃないと納得できないタチだったけど(敵味方問わず舐めプしてそのせいで逆転とか許せなかった)、この作品のキャラはどうしようもない奴もいるけど、奴らなりのベストを尽くしていると感じた。中堅アニメ製作会社に完璧超人が集結しているわけもなく、ベスト尽くしても結局のところトラブルは起こってしまうって構造になってて誰もヘイトを買うことなくピンチが訪れるし、カタルシスが生まれるところが素晴らしい。

 

アイマスが映画になるって聞いた時、アニメ本編を通して成長した765プロのだれかがトラブルを起こすってことが考えられなくて、でもそれなくして物語として盛り上がるもの作れるの?って危惧してたけど(劇場版で足引っ張る味方を別に配置してた)、製作中の劇場版SHIROBAKOの場合は、そもそもアニメを通して各々成長してはいても決して精鋭部隊というわけではないからどうせトラブルは起こるしヘイト集めるキャラが生まれずに済むようになってるから誰かのキャラの株が下がるんじゃないかと心配する事なくて割と安心して待ってられる。

 

放送直後の頃は武蔵境がチャリ圏内だったからよく聖地巡って早朝からドーナツ買うために並んだりしてた。

 

響け!ユーフォニアム

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響け!ユーフォニアム/Sound! Euphonium》

部活の人事面のゴタゴタとかクッソ面倒くさいところまで描いた高校吹奏楽部を題材とした作品(原作は読んでない)。俺は高校時代帰宅部で大学でしか大所帯の部活した事ないから高校の部活の雰囲気がどんなもんなのかは知らないけど、多感な時期に辞める辞めないだのいう話になったら、相当イライラしそう。

 

ユーフォニアム担当の主人公の1年 黄前久美子と同じくユーフォのミステリアスな3年 田中あすかが好きだからその二人にフォーカスした2期の総集編である《劇場版 響け!ユーフォニアム〜届けたいメロディ〜》がめっちゃ好きで初めて映画館で泣いた。一方で2期の映画ではカットされた2年生のくだりがほんっとうに面倒で苦手すぎる。

 

リアルタイムで見てた時はあすか先輩カッケーって思ってたけど、去年見返したらあすかも結構ガキだなって思い、俺も年をとったことを実感した。

 

公開中の《劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜》も最高だから見ような。

 

余談だけど、リアルの大学の先輩と話してた時にあすかを先輩呼びしたら「高校生に先輩とかきっしょ」って言われた。うるせえ!俺は常に主人公と同じ目線で作品を見てるんだよ!!主人公にとって先輩なら俺にとってもそうなんだよ!!!お姉さんキャラには年下でいることが最低限の礼儀だろうが!!!!

 

 

終わりに

ユーフォを見ろ 劇場で見れるうちに見ろ 音楽ものは劇場で見れるうちに見ないと損だぞ